- 未来からの脱出
- 1960/03/05 08:00 ビル アリスン少佐、Ｘ８０号でテスト飛行に出る。
- （『未来からの脱出』監督：エドガー Ｇ ウルマー）
- 最新可変翼ジェット、ロケット飛行機X80号。 o(^-^)o
- 今日は最高速度を出す予定だ。
- X80号を駆るアリスン少佐は、高度160キロで、水平飛行に移る。
- 星が輝く高度で水平飛行に移り、時速一万千キロを超えた時、X80号は地上管制塔のレーダーから消えた。
- 地球の公転速度と自転速度の方向で、最高速度を出したために時間を飛び越えてしまったのだ。
- 一方、少佐は順調に飛行を続け、基地に着陸。
- しん、と静まり返ったパイロン。基地は、廃虚になっていた。
- 少佐は、頂上が輝くフラスコの様な建物を見つけ、そこに向い、アゴヒゲ大佐（仮名）に捉えられたアリスン少佐。
- そこは、2024年の地球だった。
- 1971年に生殖機能と聴覚を破壊する疫病が発生した。疫病を免れた人は、火星と金星に疎開した。 地球では、ミュータントと化した人類が野に住み、免疫を持つ人類は都市シタデルに細々と生存していた。
- 生殖機能が途絶えた彼らには滅亡しかなかった。
- しかし、唯一、アゴヒゲ大尉(仮名)の娘、トレーネには生殖の可能性が残っていた。
- ヒロインのトレーネ、アリスン少佐、1973，1994年から来た人達、アゴヒゲ大尉(仮名)との思惑が交差する、人間ドラマだ。
- 原題：BEYOND THE TIME BARRIER
- 邦題：未来からの脱出(TV東京放映時)
- ：宇宙のデッドライン
- 監督：エドガー･Ｇ･ウルマー
- 1960年 米
- 白黒クラッシックＳＦ映画の代表格。
- 少佐が３時間しか感じていないのに、太陽が３回ったとトレーネが表現しているので、日付の概念が違うのかも知れません。
- そうそう、エドガー・Ｇ・ウルマー監督は、1920年公開の、古典映画の中でも名高い「巨人ゴーレム」で美術スタッフを勤め、映画産業の中で由緒正しい出なのでした。