- 地球防衛軍
- 若くして宇宙物理学の権威、白石博士が、急に婚約を破棄して、富士山麓にある田舎村に移り住んだ。
- のどかな山村の夏祭り、白石博士を尋ねて、妹の江津子さんと元フィアンセの宏子さん、同僚の渥美博士が来ていた。
- 夏祭りの最中、山火事が起きる。そして、翌日、村が丸ごと飲み込まれる土砂崩れ。この土砂崩れ跡からは奇妙な事に放射能が検出された。土砂崩れで白石博士は行方不明。
- 白石博士はミステロイドの研究途中だったらしい。ミステロイドとは火星と土星の間に小さい星の群れがある。これらはかつてミステロイドというひとつの星だったというのだ。
- 土砂崩れを調査に向かう富士防衛隊と渥美博士。奇妙な事に昨日まで検出された放射線が、今日は検出できないのだ。不思議なこともあるものだと続いて山火事現場を検証しに向かった。すると、鼻のとがった巨大な怪物モゲラが現れた。ピストルなんかへっちゃらだ。
- 行け！陸上自衛隊！ボクらの平和を守るのだ！
- 宇宙物理学研究所の安達教授が白石報告書を元に、月を観測する。たしかに月の裏側からしきりに何かが出てくるのだ。報告書では人工衛星を経由して、富士山麓の湖にUFOが発着しているというのだ。
- 博士は科学者としてのプライドを捨て、ミステロイドを世間に公表した。
- 発着場があるという湖を調査中、地中から白いドームがせりあってきた。調査チームの科学者、５人が名指しされドームに招かれた。
- キレンジャー達が出迎える。
- 無断で基地を作った理由を問いただす。アカレンジャーのもごもごという声の上に人工的な日本語がかぶさる。
- 戦争を避けるために内緒で行動、いきなり圧倒的な科学力の差を見せ付ければ争いは避けられるであろうと。
- 彼らの要求はこうだ。
- ドームから半径３Kmの土地がほしい。彼らはストロンチュウム９０の影響で８０％は異常児として生まれる。優秀な子孫を残すため、地球人との結婚の自由を望む。５人の女性を要求する。そのうち３人はすでに拉致してあるというのだ。
- 残りの二人を示す写真には、夏祭りの白石博士の妹と、白石博士の元フィアンセが写っていた。
- 邦題：地球防衛軍
- 監督：本多猪四郎
- 1957：日本
- ミニチュア合成の極みって感じの映画です。
- ただそれだけって感じもしなくも無いですが、楽しいんですわ。
- ML-1号はウルトラマンのバルタン星人の二回目に出てきたロケットに似ている感じです。（未確認）
- もうそろそろ公開されてから５０年になるんですね。
- ミステリアンにはアオレンジャーもいるんじゃー。