- 宇宙刑事
- アメリカでもヒット！ＳＦの本場
- ソビエトが放つスペースファンタジー
- 国際宇宙監督基地から出発した捜査官ラザレフが指揮するワイガチ級パトロール宇宙船。このパトロール船に未確認飛行物体が攻撃を仕掛けてきた。しかし「プロトンシールド」を装備したワイガチは破損を免れた。ワイガチに攻撃を仕掛けた船籍不明船は、次の標的を国際宇宙監督基地に定め光線を発射。権力の象徴がまさか攻撃を受けるとは思っていないボウルみたいな間抜けな形をした監督基地はあっという間に破壊された。しかし、同宇宙船は攻撃衛星オメガの強力な砲撃で破壊された。
- 攻撃してきた船はマインハウス社所有のアンタレス級宇宙船と判明。
- マインハウス社重役は国際宇宙協会の公聴会に応じるが、宇宙船は三年前にハンバル星で消息を絶った内の一台という以外一切を黙秘した。疑惑はさらに膨らむ。億万長者のリー社長は謎の自殺を遂げていたのだ。
- 国際宇宙協会は宇宙で増大する犯罪の温床は、資本主義、大企業にあると踏んでいた。
- 船籍不明の宇宙船は軌道からイグノランド星系で大気の有る第７惑星から出発したと推測される。ワイガチは第七惑星に調査に向かう。
- ミーティングの最中、乗員の一人が「誰かに聞かれている気がする」と漏らした。誰もが聞き流したが、実は「Ｓ.Ｆ.第７惑星の謎」みたいに第七惑星から謎の光が船に忍び込んでいたのだ。
- 第七惑星には、三年前、船と行方不明になっていたコパー、スチーブ博士マージヒューム女史が生存していた。見えない赤ん坊を育てるヒューム。不可解な三人の行動、企業との関わりは？
- 何を企む？
- ワイガチから探査船が発進、乗員は着陸後すぐ博士たちに拉致される。
- 三人の目的はワイガチの乗っ取りのようだ。しかし、プロトンシールドが邪魔でできないらしいぞ。
- 原題：ЗВЕЗДНЫЙ ИНСПЕКТОР
- 違っていたら教えてください。別のそれらしいのを探します。
- 英題：THE STELLAR INSPECTER
- 邦題：宇宙刑事 ステラー・インスペクター
- 監督：マルク・コワリョフ,ウラジミール・ポリン
- 1981ソ連
- 字幕からするとワイガチ、アンタレスは船の種類を表していたはずなのですが、途中から船名になってしまっています。
- ワイガチのコンピュータ「ベム」は乗船登録を自分でしていたので、ダウンロードされるプログラムの事かもしれません。１９８０年の映画にしてはなかなか斬新ですね。
- 探査船からワイガチに救難連絡を取るのに、モールスが聞こえてきました。
- モールス符号は救助信号のシンボルとして地球星人の本能に組み込まれているのでしょうね。
- この映画は途中で寝ちゃって見直した回数ナンバーワンの不眠症対策お勧め映画です。同じくソ連映画のソラリスも一発で観終わらない（苦）のですが、理由としてこの辺の映画って台詞の間隔が長い事と映像の合成がハリウッドに無い幻想的な感じがあいまってますます睡魔を誘います。
- どうやって観了したかって？ちょっと２１世紀の利器を使って二倍速で字幕を追いました。３倍ではきついですね。吹き替えビデオではこの手はつかえませんね。
- 地震の後の砂漠って、別に風景は変わらないような気がするんだけれどな。
- 「人工頭脳トポス」