- スターシップ インベーション
- おらがトラクターで畑をならしているとな、トラクターが急に止まったんだ。空を見上げると、ＵＦＯがいたんで逃げようとすると、光線を当てられてな、目ン玉は動くんだけど体が動かなくなっただ。黒装束の二人組みがやってきてＵＦＯの中に連れ込まれて部屋に押し込められたら、黒髪のすげー魅力的なおなごが素っ裸で現れてよぉ、こんな美人に誘惑されたらよぉ、・・・・
- 「そんで、性交渉を持ったというのかい？」
- 調書をとっていた警官は馬鹿らしくて調書を取るのをやめてしまった。
- 天文学者で、ＴＶではＵＦＯ研究家としてお馴染みのダンカン教授に先の農夫から電話が入る。小雪のちらつく中、早速調査に出かけると、拉致されたという現場は円形に乾燥し、軽い放射能が検出された。
- ある家族がドライブの最中、三人とも気を失い、気が付くと車は田舎道のど真ん中で停車。しかし、子供のポラロイドにはＵＦＯが写っていたのだ。
- 強引な誘拐を繰り返すＵＦＯの目的は偵察だった。
- 彼らの星は爆発寸前で移民先を必死になって探していた。ラムセスを隊長にアルファ星から来た彼らの報告次第で即、移住するべく、移民艦隊が月の裏側に艦隊が待機していた。
- 拉致した男女の遺伝子情報から地球人は自分達の祖先だと判り、地球は移民先にうってつけだと判断。
- 血族でも皆殺しだ。
- 無防備に見える地球であるが、実は宇宙同盟の監視下にある。まずは小うるさい宇宙同盟の基地を破壊しなくてはならない。なんと数千年前から海の底にピラミッド型の基地があり、宇宙同盟は他の宇宙人が地球人へ接触しないように監視しているのだ。（時々レーダにわざと映ったりしてからかって遊んでいるが。）
- 同等の文明科学力をもつ相手と正面からぶつかっては損失が大きい。戦略を立て、公式に訪問して内部から破壊するのだ。
- ラムセスは移民の邪魔になる地球人を抹殺すべく、自殺したくなる電波を地球軌道上から送り始めた。ＵＦＯが通過した地域では殺し合いと自殺が多発していた。
- 破壊工作で無力化された宇宙同盟はダンカン教授を頼って、（人類を救うため）パラメトロンやトランジスタで構成されたと思われるコンピュータユニットを会社から盗んでＵＦＯを修理、エネルギーを変電所から盗んで蓄え、反撃に出る。
- 原題：STARSHIP INVASIONS
- 邦題：スターシップ インベーション／第四次宇宙戦争
- 監督・脚本：エド・ハント
- 1972カナダ
- いろんなＵＦＯ事件を組み合わせて作ったように見える映画です。
- キャスティングがすごくて、クリストファー・リーがラムセス、ロバート・ボーンがダンカン教授に扮しています。二人とも有名人なので知らない人で興味が湧いたら検索して見ましょう。クリストファー・リーブがかぶって引っかかりますが気にしない。
- Ｂ級の適当な内容で、本来なら有名俳優を使えるほどの脚本ではありません。
- 有名人が出演しているのでＤＶＤになるかもしれませんよ。
- 絵は結構上手に合成しています。ビデオ化する時に画質が下がったのでしょうね。頭がぷっくりと丸い宇宙同盟の駐在宇宙人たちとラムセイ達はテレパシーで会話するのでセリフを覚えなくて、らくなんだろうな。
- ボーンさんのつづりってVAUGHNなんだね。