- ディックの奇妙な日々
- １９８７年アメリカン・フィルム・フェスティバル グランプリ受賞作品
- スランプのＳＦ作家が恋の悩みも抱かえ込みＳＦ小説「銀河の脱獄囚」の結末やいかに！？
- アメリカＳＦ界の巨匠フィリップ・Ｋ・ディック（ブレードランナー）に捧げるファンタスティックムービー！
- ＳＦ本としては珍しくベストセラーになった「スペースワークアウト」。英語が堪能で活字に飢えてる君なら、もうとっくに読んだはずだ。
- デビュー作「スペースワークアウト」以降、原作者ディックの作品は、鳴かず飛ばず状態。
- 編集者に「もっと暴力とセックスとエイリアンの類が必要だ」とアドバイスを受ける。売れなければ仕方が無いんだと。
- 彼の郵便受けは、請求書、返却原稿がぎっしり。資金も底をつく。そんな中、片思い中の女性遺伝子学者の勧めで、同じ家に下宿する事にする。
- 家主の女性と、好奇心旺盛な高校生の娘 。
- 女三人の中に男が入いると、当然、争奪戦が始まる。そんな事していると作品が書けないよ。
- 監獄惑星の子午線を探してさまよう囚人。銃型のナビゲータは、銃としても機能しないわ、道案内としても役に立たないわ、そんなやつ捨てちゃえと思うのだけれども、後生大事に抱えているのだ。一応、ヘラズグチはたたけるから、話相手にはなるのだ。
- 原題：THE TROUBLE WITH DICK
- 邦題：ディックの奇妙な日々
- 監督：ゲーリー ウォルコウ
- ディックの心境と、囚人の行動とリンクして話が進みます。どの辺がPKディックなのか？ディックに造形の深い方に感想を伺いたい所です。
- 囚人の腕にバーコードがあった辺り？それなら囚人の後頭部にバーコードを入ている「エイリアン３」もディックになっちゃいますね。
- おおーっと。セイロンから電話だ。