- ジャンクウォーズ
- 暗殺アンドロイド潜入・・・識別不可能！！
- 地球的にはオゾン層なんかズタボロ状態。地表には遠慮会釈なく紫外線が届く。政府なんか有名無実。統治能力を無くし、多国籍企業ユニコムによって統治されている。
- 経済破綻を起こす契機になったとして、民間人のパソコン使用、さらに拡大して巨大ロボットの使用まで禁止。そんな西暦２０３０年７月のこと。パッケージは２０３５だけれども、気にしない。
- 砂漠の真中に、局長とアナウンサーを兼任するレイサン・フックスのニュース、双方向通信を生かしたウィンストンの討論番組、パリス先生の教育番組を自主番組に持つ小さなＴＶ局。レイサンの孫娘アロン（チューもまだの１６歳）がカメラマン、放送機材保守のクインを含めて５人が住み込みで暮らしていた。
- レイサンはニュースの中で、「独立解放組織（ＩＬＵ）メンバーがコンピュータを使い各地方のＩＬＵと連絡をとろうとして逮捕」。に付け加え、そのうちＩＬＵが勢力を強め、ユニコムから国が独立する意見をいうものだから、弁論中止！みたいな感じで放送が切られてしまう。
- こんな放送局にユニコム社のキーン・タイソンが、冷却液を宅配しにきた。
- ウィンストンの討論番組の真っ最中。ユニコムによりサイボーグ使用が禁止され、そのあおりを受け「売春サイボーグ」が消滅した。生身の売春婦二人をゲストに招き、アンドロイド派と生身派の激論討論だ。
- その日、熱嵐警報が全土に出される。耐熱服を着用するように勧告が出る程の気温で、夜中でも４０度。エアコンなしでは生きていけない。放送局一同と売春婦のサンドラとクリスティ、そしてタイソンが局に泊まることになった。
- アロンちゃんは地方のユニコムの監視が届かない地方であるのをいいことに９０年代のコンピュータシステムを再現していた。さらに近くに捨てられているメキシコウラン鉱山で使われたらしい巨大人型土木作業用ロボットをちょっとづつ修理しちゃっているのだ。見つかったら逮捕されちゃうぞ。
- すざまじい熱嵐の夜中、レイサンが変電設備に落下して死亡した。皆は事故だと思ったが、アロンはユニコムがレイサンを暗殺するためにサイボーグに指令を出したとタイソンに打ち明ける。
- アロンちゃん。ロボット三原則というのがあって、人殺しはできないんだよ。
- 解除コードがあるのよ。
- わたし、知ってるの。ユニコムはＵＨＦで指令がだせるの。
- おじいさんの識別コードと一緒に指令が出ていたのよ。
- 売春婦が成り立つくらいの精巧なサイボーグを見分けるには？
- 誰がサイボーグだ？
- 原題：CRASH AND BURN
- 邦題：ジャンクウォーズ２０３５
- 監督：チャールズ・バンド
- 1990年 米
- 精巧なサイボーグっていうとかっこいいけれど、これを口実にほとんどメイクでごまかせます。Ｂ級である条件のひとつでしょう。
- レイサンの事故について警察や、死体処理の描写が全くなく不自然と思っていたら、いっちばん最後に、作ったと思われるパトカーが走っていきました。最後のカットだけのためにわざわざ作るとは思えないのでカットしちゃったのかな。何かの流用かな。深読みしすぎでしょうか。
- ４０度もあるのに、デブのウィンストン以外、みんな汗をかかないので不自然です。みーんなサイボーグっていう笑えないオチかしらん？って心配しちゃいました。まじめにみんな汗をかきましょう。健康にいいぞ。
- ユニコムなど、含みを持たせてシリーズを狙ったか、単純に設定を細かくすると面倒だから適当にしたのかもしれません。
- パソコンなんてつい最近のものなんですよね。