- ＳＦサイキック・ウォーズ 怒りの標的
- マイアミの大学研究所で画期的な研究成果が発表された。
- ナチ野郎とあだ名をつけられたシュベーカー博士。隕石に含まれた有機物を多数の酵素でクローニングして、ある一定の生化学反応を引き起こし、DNAコードを含む細菌細胞を蘇らせたのだ。スピーシーズの上をいってるね。
- 内容の割に、こじんまりとした発表取材にあたったＴＶカメラマン兼キャスターのグレイグ。細胞の撮影に顕微鏡にカメラを取り付けて撮影中、古い機材がスパークして細胞にかかってしまった。すると、人魂やら幽霊がふわふわと何かを叫びながら飛び回わるポルターガイスト現象が発現。ＴＶカメラマンも兼ねるグレイグは、少しも騒がずに、すかさず撮影。幽霊が消えてほっとしたのだが、火花がかかった細胞が活動を停止して死んだかに見えた。研究成果を台無しにしてしまったかとドキドキするが、しばらくすると活動を回復した。よかったね。
- アンダーソンをボスにする組織が宇宙細胞を狙っていた。議員もバックについている様だぞ。研究所に立ち入って、職員を次々に殺害。細胞を奪取した。
- アンダーソンは、この細胞に遺伝子操作を施し、自分の意のままにできる生命体を創造して地球を征服しようとモクロンでいるのだ。
- 研究所殺人事件の直前に研究発表の取材をしていたグレイグは事情聴取に応じた。せっかく警察署に出頭したことだし記者だからついでに聞きまわる。ヘイガーという老人が大湿地帯で殺害されていた。彼はUFOとコンタクトしたという程の濃いマニアで、ＵＦＯクラブの会員なのだそうだ。ＵＦＯやら幽霊やら職員殺害やら混乱続きのマイアミ警察であった。
- グレイグは警察署で出会ったエリオット博士にテープに収められた幽霊の声を分析する言語学者を要請した。
- エリオット博士は研究所で押収した証拠品から研究を続行するという。
- 言語学者のジョアンナという女性がグレイグを訪ねてきた。彼女の調べによるとアトランティスで作られた「エトルリアの銘」に刻まれた言葉。内容は地球の危機を警告しているという。アトランティスとかどうでもいいような気分になってきたグレイグ。しかし奇妙なことに気が付く。ジョアンナの腕輪と幽霊の腕輪は同じ物なのだ。
- 原題：MIAMI GOLEM
- 邦題：ＳＦサイキック・ウォーズ 怒りの標的
- 監督：マーティン・ハーバード
- 1987伊
- 「王」っていう模様がついたＵＦＯに乗っているのは「ウンモ星人」でしたっけ？そのＵＦＯが出てきます。
- 遺伝子操作穀物とかクローンとか、遺伝子をいじったら怖いことが起きるんですねえ。ましてや宇宙の生命なんて。
- ビデオやカセットテープは日本製です。
- あのテープを大事に使ったねえ。
- キーワード
- テト：地球、レシ：宇宙、カシ：引力、、破壊液