- ＳＦゾーン・トルーパーズ
- ど肝を抜くニュー・バイオレンス・ホラー！
- 時は１９４４年第二次大戦中、場所はイタリアの某所。
- ヨーロッパ最前線の戦争秘話である。
- 連合国軍分隊をドイツ兵が襲った。
- 生き残ったのは、最前線でもファンタスティック誌を欠かさないジョーイベローナ上等兵、従軍記者のチャーリードーラン、ミチンスキー伍長と、死んだと思われてもしぶとく生き残る伝説のストーン軍曹。通称「鉄の軍曹」の異名を持つ。軍曹ったら、石なのに鉄なんだな。
- 無線通信、方位磁石も全く役に立たない中、現在地も判らなくなった。
- 野営中、寝ずの番に立ったジョーイ上等兵は、巨大な銀色卵と昆虫みたいな口、大きな目の猿のような生物と出くわす。ビックリ仰天、ジョーイはＳＦの読みすぎを深く反省し、心を入換える決心をした。硬い決意を胸にテントに戻ってファンタスティック誌を焚火の中に放り込み、そして戻ってみると、思った通り、生物も卵も跡形もなくなっていた。
- 明け方、晩の体験を戦争神経症かとチャーリーに相談する。ヘラジカを見間違えたのではと、あらぬ方向に話が盛り上がる。チャーリーとミチンスキー伍長は朝ご飯のおかずにしようと、ヘラジカ狩りに軍曹に内緒で出かけた。
- 朝ご飯のおかずは鹿のステーキだなんて、なんてステェ〜キな朝ご飯！
- （＾＾ゞ
- あ！怒らないで。見逃して。
- 朝、軍曹が怒ったのは言うまでも無い。ジョーイを連れて二人を追いかけた。
- そのころ、ヘラジカ狩りの一行は、ヒトラー親衛隊の野営地を見つける。
- なぜ、危険な最前線にエリートのヒトラー親衛隊が進駐しているのか？
- 原題：ZONE TROOPERS
- 邦題：ＳＦゾーン・トルーパーズ
- 監督：ダニー・ビルソン
- 1984米
- 題字がトワイライトゾーンのマネっこ、オビにホラー、上記の怪物が表紙なので、超ゲテモノを連想したのですが、そうでもなく、戦争と接近遭遇ミックス物です。戦争映画のスタッフが撮影したらしい映画で、できるものはすべて実写で済ませています。爆発シーンなんてガソリンいっぱいでキノコ雲が起きちゃうくらい。
- 登場人物がばったばったと戦死する辺り、戦争映画らしいですね。
- ドーランはパットン将軍のジッポーライターを持っているのですが他の話と何か関わるのでしょうか。
- 第二次大戦の時期である事をかもし出そうとグレンミラー「イン ザ ムード」で始まりますが、日本人は「瀬戸内少年野球団」を連想しちゃいますね。
- ナチスのBGMが「帝国の逆襲」にそこはかとなく似てる様な気がするのは僕だけでしょうか。