- ロボポリス
- 処刑マシーンと化した悪の警官を誰が倒すのか−。
- 金曜日7:30pm。コールダイロン所長がダラス湖のほとりで現行犯逮捕された。
- 容疑は白バイ警官殺害。
- 彼はダラス警察戦術捜査研究所の所長でロボ警官分野の先駆者である。
- 博士が警官殺しの容疑をかけられるまでの物語。
- 増える凶悪犯罪、殉職者。
- これらに対処する目的で凶悪犯罪に対処できるロボット警官ROTORをダラス警察戦術捜査研究所、コールダイロン所長の元で開発中である。これまでに３年半を費やしてきた。
- 骨格にヒューストンのスチール博士の発明した超形状記憶合金を使う。この超形状記憶合金を人型ロボに適用すれば大きな動力源、アクチュエータにモータ等は不要になり、関節部が一般ロボットのように肥大せず、動きに無理が出ない。もちろん何らかの信号が無ければ動かないわけで、合金は人工頭脳から超電導で命令を伝達して作動する。頭脳はコールダイン所長謹製、順次機能を拡張していく予定である。
- このロボットの呼称ROTORはRobotic,Officer,Tactical,Operation,Resarch（人造人間、警官、戦術、行動、捜査）の頭文字で構成した造語である。
- さて、６０ヶ月で研究が一段落する目処がついた頃。60日でROTORを完成させろとダグラス上院議員からビューグラー本部長経由で突然の命令が下る。理由は単純。半年後に選挙がある。それまでに目に見える成果が欲しいのだ。
- 段階を追って開発を進めたい所長と結果を焦るダグラス上院議員と圧力に負ける本部長。この無理な話を断ったコールダイン博士は解任され、研究はホータリン博士に移管された。移管って簡単に言うけれどなんか失敗しそうだなあ。
- 名前がノータリンみたいで頼りない名前だし、大体、開発途中で責任者を替えるなんて（略）
- 人工知能とユーモアのセンスを持つお茶目なロボットのウィラードと作業を進めるホータリン博士。電気が急激にROTORのカブセルに吸い取られる現象に頭を悩ませていた。そして、ROTOR：警官番号２２２は自己起動、自分専用のバイクを探し当て、パトロールに勝手に出かけていった。
- あるアベックの車。お嫁さんになるソニーギャレットが結婚後、仕事を辞めるか辞めないかで口ゲンカ。思わずアクセルを踏み込み、張り込んでいたROTORに見つかった。
- ROTORは「おまえは今、スピード違反を犯した。」と宣告、銃を向けた！
- 原題：R.O.T.O.R.
- 邦題：ロボポリス
- 監督：カレン・ブレイン
- 1987’米
- ２２２号はサングラスをはずすとドラえもんの道具みたいに数分前の映像が見えるのだ。赤外線領域で足跡が見えるとかした方が普通なのに実に楽しい発想だ。
- はなっから「ターミネータ」を意識していて、ウィラード君は「こうしてターミネータは生まれた」なんて、とってもお茶目。ROTORにウィラード君の頭脳を搭載すれば、国民に愛されるお巡さんロボができると思うんだ。
- ブレッドに研究は引き継がれた。のかな。
- 以下のキーワードを含んでいます。
- いすゞピアッツア、ビッグホーン、A-1138、ROTOR2、ワシの血