- タイムアクセル
- 1993/04/27 フィレデリック・リサ、銃殺される。
- 映画『タイムアクセル』監督：ジャック・ショルダー
- 毎晩、友人のハワードと飲み歩き、二日酔い遅刻常習者のトーマス・バリーは、科学者のフィレデリック・リサ博士にあこがれていた。
- リサは25歳で博士号を取り、モスクリー博士の下、タイムアクセル開発に従事するチョー美人だ。人事部の平社員で、しかも遅刻常習者のバリーにチャンスなど全くない。しかし、気にしだして半年、お昼休みにやっとチャンスが訪れる。カウンターで横に並べたのだ。これ幸いと話し掛ける。昼食後、厳重な入室規制を人事部の特権ですり抜けて、アタックを試みるがあえなく玉砕。
- 失意の下、いつものように同僚と憂さを晴らしに飲みに行く約束をして、玄関に出るバリー。ちょうど正門前の花屋でバラを購入しているリサ。道路越しに目が合った瞬間、大型SUV車が急発進、中からリサを銃撃、殺害したのだ。時に18:15分。（アメリカの会社って本当に残業しないんだってね。）
- 目の前で憧れていた人を殺害され、失意の中、警察の事情聴取に応じた後、ハワードと飲みにいく。もういいや会社を辞めようと愚痴りまくり部屋に帰る。帽子を帽子掛けに放りなげると帽子は向こうの水槽へ。さらによろけて花瓶を割り、やけのやんぱちになったままベッドに潜り込む。ライトの調子がおかしいので電線をいじっていると、12:01にびりっと感電して・・・・全然ついていない今日が終わる。
- 翌日、目覚めると新聞にリサの殺害事件はどこにもなく、ＴＶは昨日のニュースをそのまま報道している。昨日と同じ場所で交通事故があっていつものように遅刻すると、昨日と全く同じに上司にしかられ、なんか面白くない・・あれ？リサが歩いている！
- ユートレル社は素粒子を光より速く加速する粒子加速機を開発していた。これを使えば宇宙エネルギーを取り込み、エネルギーが取り出せる。しかし別の学者はタイムループ現象を起こすというのだ。政府からは開発中止命令が出ようとしていた。
- ＳＦファンの僕らには直ぐに事態が飲み込めるが、バリーにはまだ飲み込めないようだぞ。
- 原題："12:01 PM"
- 邦題：タイムアクセル
- 監督：ジャック・ショルダー
- 原作：RICHARD LUPOFF
- 僕だったらとりあえず休んで、レンタルビデオで違うビデオを借りるなぁ。
- あ、メモも消えちゃうのか。
- そりはちょっといやだなあ。じだらくなぼく。
- 旅行は日帰り距離じゃないとだめみたいです。12:01になると元の場所に戻るみたいだから。
- いい上司だと思うな。
- 04/04/28 00:01