- プロジェクトＸ
- ウィンスコン大学心理研究所に売られた子供のチンパンジーのお話。
- 美人の研究員テリ・マクドナルドにあっという間に甘えるチンパンジーはバージルと名づけられた。利口なバージルは一年で手話で簡単な意思を表示できるようになった。
- さて、教授会はこの研究を打ち切ることにした。研究員の先生は教授昇格を代償とするのだ。もちろんこれだけ一緒にいれば、研究対象の他に情も移ってあたりまえ。自分で飼う事を申し出るが、財団の所有であるから購入に一万五千ドル、エサ代と医療費で年間一万ドルが払える？と現実を突きつけられ、更に、バージルはヒューストン動物園で大事に育てられるわと説得される。
- ところがバージルが届けられたのは同じチンプがたくさん飼育されているロックリッジ空軍基地の戦略兵器研究センター、パイロット空軍実験計画部だ。
- さてさて、飛行機を盗んで女の子を同乗させた罪で、沙汰を受けた空軍に所属するジミーギャレットも同じ場所に配属された。
- この部署はフライトシミュレーターで、チンプたちの飛行訓練を行う所だ。まるで、大ヒットゲーム機のアフターバーナーみたいでちょっと懐かしいなあ。ジミーはチンプ達が上手にフライトシミュレータで飛行ができるように仕込む役だ。そういえばマーキュリー計画の前にチンプがロケットを飛ばしたんだよね。
- チンプ達はシミュレーションで長距離飛行が上手にできるようになると、赤い首輪をはめて卒業していくのだ。
- ある日、ジミーはバージルが手話で「助けて」と告げている事に気が付く。
- バージルと意思の疎通ができると判ったジミーは特に愛情を持つようになる。他のチンプもタバコをほしがったり、個性豊かな連中だと気がつく。
- 愛情を持って接したジミーの指導の効果は上々。次工程の仕事も任せられる事になった。明日は政府要人が見学にくる日。予行演習として卒業した「青ひげ」を実務につかせる。
- 卒業したチンプの実務とは？
- そして、当日の実務はバージルだ！飛べ！バージル！
- 原題：PROJECT X
- 邦題：プロジェクトＸ 飛べ、バージル
- 監督：ジョナサン・キャプラン
- 1987'米
- ＮＨＫのプロジェクトＸ風に紹介できると楽しいのですが、私の弱い頭では無理がありました。あれはあれで実話なんですけれどね、実務側からみると妙に劇画チックに修飾され過ぎていて、そんな上手く行かないよおと、最近、ひねくれモードのhiderは思うのでした。
- グレムリン２とＳＴ２からパクッた？ね？