- 深く静かに潜行せよ
- 1943/07/31 米海軍潜水艦ナーカ号、大日本帝國海軍駆逐艦モモを撃沈。
- 映画：深く静かに潜行せよ 監督：ロバート・ワイズ
- 第二次大戦時、駆逐艦アキカゼが守備にあたる豊後水道は米英海軍の潜水艦乗りには魔の第七海域と恐れられた。
- 1942年、第七海域で駆逐艦アキカゼに沈められたリチャードソン艦長。
- 真珠湾攻撃から1年後、リチャードソン中佐はハワイに帰り着いていた。アキカゼの被害は４隻になった。机上での作戦を練るリチャードソン中佐。
- 艦長が負傷し、ブレッドソー副艦長率いる潜水艦ナーカ号が帰島する。
- 到着したナーカ号では、乗組員がブレッドソー副長の昇進、新艦長誕生を祝っている最中だ。
- しかし、軍本部から通達が入る。ブラッドソーの艦長就任を見送り、リチャードソン中尉を艦長に据えるというのだ。参謀本部は１年で４隻も被害にあった第七海域のアキカゼを消し去りたい。しかも、リチャードソンから強い志願があったのだ。
- ブレッドソー大尉は、リチャードソン宅を訪れた。乗組員は艦長はブレッドソーだと思っている。この上に別の艦長を迎え入れる事は反感を招き、士気に影響するから副長を辞退したいと申し入れた。しかし、リチャードソンの回答は冷酷に「命令に従え」だった。
- 乗組員の１／３が新顔の新生ナーカ号の出航。
- 乗組員は、慣例でどの海域に向かうか賭けを行う。皆が忌み嫌うのはもちろん、日本海域を表す「７」。
- 目的海域は、出航直後に発表される。発表された目的地は第七海域、しかし、豊後水道は避け、沿岸部の写真を撮るスパイ活動に専念するというのだ。
- 無防備な敵潜水艦を見かけながら、リチャードソン艦長は、相手にせず、見逃す決定を下した。
- 沈められる艦を見逃した船長に不信が募る。しかも訓練は日を追って厳しくなる。目的の無い訓練ほど苦痛なものは無い。
- そして、駆逐艦モモが護衛するタンカーを発見。船長はタンカーに魚雷攻撃を命じる。また、逃げる気か？
- タンカーを沈められたモモは急旋回、全速力でナーカ号に突進する。
- そして、いつもの訓練が実施される。距離１５００で潜行、５０で魚雷２本発射後、急速潜行。この行動は、艦首をねらう気だ。一気に士気が上がる艦内。
- そして、次の目標海域が示される。豊後水道だ。
- しかし、日本海域での戦闘は、熾烈を極める。
- 原題：RUN SILENT,RUN DEEP
- 邦題：深く静かに潜行せよ／深く静かに潜れ
- 監督：ロバート・ワイズ
- 1958米
- 日本人として複雑な気分になります。（まけるなひいおじいさんたち！って気分も多分にあり）
- 変な日本語は良しとして。
- 興味が沸いたら「東京ローズ」も調べましょう。
- ワイズ監督の「スタートレック」の映画第一作も艦長交代劇でギクシャクしながら始まりましたね。
- スタートレックＴＯＳで、初めてロミュランの透明宇宙船が出てくるエピソードでも損傷度を偽装する工作が繰り広げられました。潜水艦映画で出てくる常套手段ですね。
- ヤッターヤッターゲキチンダー。