- ギャラクシークエスト
- 「いや、ネバーギブアップ、望みを捨てるな。オメガ１３を始動させろ。」
- １９８２年の失われた９２話が上映されて第18回ギャラクシークエストコンベンションは大盛り上がりだ。
- 司会のガイは第８１話であっさり死んでしまった保安部員。腐れ縁でコンベンション他クルー達の司会役をやっているのだ。
- ファンダムの盛り上がりとは裏腹に俳優達はうんざりしていた。あまりにも人気が上がりすぎ、放送が終わってからも他の仕事が入ってこなくなっていたのだ。
- プロテクター号タガート艦長役のジェイソンはちょっと楽しんでいたが、ドクター・ラザラス役のアレクサンダーは役のきめ台詞、「ブラウザーのハンマーの名にかけて。」が大嫌いなのだ。
- サイン会の時に、ジェイソンに話し掛ける変な一団。相当なファンらしく、いい大人が皆ユニフォームに身を包み、重大な話があるという。適当にあしらいトイレに駆け込むが、満員。大は小を兼ねるというので大に駆け込むと、ファンの酷評が聞こえてきた。事実、これ以外に仕事が無いのだ。トイレで酷評を耳にして、すっかり落ち込む。
- 落ち込むジェイソンに更に小うるさい熱心なファン。彼らは物語から宇宙船の構造を全て再現して些細な事を事細かに聞いてきたのだ。
- 遂にファンにまであたり、会場を後にしてしまった。
- 自宅で酔いつぶれてしまったジェイソンに、コンベンションで話し掛けてきた一団が再びやってきた。彼らは自称、ネビュラのサ〜ミラスからきたサ〜ミアンで、凶悪なサリスから脅迫を受けているという。
- ここは歴史的記録から尊敬してやまない、艦長の手腕をぜひ頼みたいという。
- サリスはオメガ１３を要求しているらしいのだ。
- リムジンで迎えられ、二日酔いで眠ってしまったジェイソンは、立派なブリッジのセットに通された。メインスクリーンには緑色の気持ち悪い異星人。とりあえず、ガレットマグネット、ブルーキャノンとレッドキャノンをありったけぶっ放せと命じて家へ帰る。転送ルームに乗せられ、通話機を渡されて扉が閉まり、真っ暗になる。透明のスライムが体を包むと、天井が開き、見渡す限りの宇宙空間。そのままぶっ飛び、ブラックホールを突き抜け、自宅のプールの横に立っていた。
- 電気店のオープニングセレモニーに呼ばれているクルー。
- 遅刻してきたジェイソンが彼らにこの話をしても、当たり前というか全く相手にされない。ところが、先のサ〜ミアン達が、サリスは生きている、助けてくれてと、再びやってきたのだ。彼らは惑星外からギャラクシークエストの放送を傍受、「歴史的記録」としてとらえていたのだ。
- たかが俳優風情が、本当の紛争をかたずけられるのだろうか。
- 原題：GALAXY QUEST
- 邦題：ギャラクシークエスト
- 監督：ディーン・パリソット
- お正月の放送を録画してあって、やっと見終わりました。hiderはパロディ物は嫌いなのですが、これはなかなか。
- スタートレックはTV放送時、俳優さんたちは、全くお金にならなかったらしいですし、特にお金に困っていたウィリアムシャトナー氏が見たらどう思うでしょうね。
- スタートレックの小説に似たような話がありましたよね。
- シガニーウィーバーさん熱演です。いつまでもお若いですね。
- 日本の公式ホームページ いつまで有るやら。
- http://www.uipjapan.com/galaxyquest/main.htm
- 05/07/03