- オーロラの彼方へ
- 1999/10/10 オーロラの輝く夜、３０年前に殉職した父と交信する。
- （映画『オーロラの彼方へ』監督：グレゴリー・ホブリット）
- ジョン・サリバン36歳。殺人課の刑事。
- 家のテレビが壊れたと、弟のゴードが甥のゴーディを連れて遊びに来た。甥っ子はお父さんの遺品を収めた大きな箱を引っ張り出していた。その中にあったハムのリグ（アマチュア無線機）に興味を持ち、電気を入れたがる。しかし、真空管の古い機械。接触不良で動かなかった。
- 夜中、無線機が作動していた。無免許だがCQに応答する。30年も前のワールドシリーズの話を持ち出す相手と話が弾むが、その日の交信は長くはなかった。翌日、試合を完全に予言した相手を必死に呼び出す昨日の相手。無線機と一緒に出てきた父のＱＳＬカードに記されたコールサインW2QYVを語る声は、1969/10/12に殉職した消防士の父、フランク・サリバンだったのだ。フランクは家族構成、内容に詳しいジョンを家族を狙う変質者かと疑う。信用してもらう為、必死に次のワールドシリーズでの試合の事、死因と回避策を伝えて・・・・この日も終わる。
- 翌日、父の命日。父の友人と、父をしのんでバーで飲んでいると、不思議な感覚に襲われる。新しい記憶が生まれてくるのだ。そう、父が殉職した時より後の記憶だ。自転車の練習、キャッチボール・・・・
- そして今度の死因は１０年前の今日、肺ガンで息を引き取ったのだ。
- 家に帰り、慌てて無線機に呼びかける。
- フランクも、やっと信じ、打ち解けて話を始める。大好きなニューヨークメッツのワールドシリーズの話だ。
- 翌日、今までにない悲しい夢を見る。子供の時の葬式の夢。その夢に父親は存在するのだ。何の夢だ？
- 原題：FREQUENCY
- 邦題：オーロラの彼方へ
- 監督：グレゴリー・ホブリット
- ハム？昔のインターネットさ。
- 電波を使って世界中と交信するホビーの王様さ。
- 携帯電話の出会い系サイトや無線LANの事？（笑）
- 1969年、８０年ぶりにニューヨークでオーロラが観測され、さらに３０年後オーロラが見える事になっています。
- 冒頭でパラレルワールドを意識させています。それなら過去の内容が目の前で反映しないと思うのですが、いいことにしておきましょ。
- ラスト近くはちょっと矛盾を感じたりしました。いいんだけどさ。
- タイムパラドックス物は難しいですね。
- デニスクエイドが時々見せる表情が若き日のウィリアムシャトナーに似ているって思いませんでした？