- 宇宙戦争
- 第一次世界大戦 各国武器の発展が著しく、第二次世界大戦、新しい科学的な軍備は破壊力は頂点を極めた。破壊力は地球上の生物の脅威になった。そして、宇宙戦争！
- カルフォルニアの空を大火球が横切り、山中に落下した。山火事を防止する為、消防隊が出動。赤々と熱を保つ隕石は博物館に持っていくには重すぎ、見世物にするか等と冗談を言っていると博士が持ってきたガイガーカウンターが反応を示す。隕石は放射能を帯びているのだ。
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- 隕石の熱が冷めたある夜、番に当っていた保安官達は隕石の上がくるくると回っているのに気がついた。ねじ式になっているふたらしい。その中からサイボーグ００９でおなじみのコブラのような触手が出てきてあたりをうかがいだしたのだ。番に当っていた三人は白旗を振って触手に挨拶に行った。「カルフォルニアにようこそ」
- 街では突然停電が起き、全員の腕時計が止まった。電話も不通だ。補聴器もだ。時計が止まった原因は強力な磁力にあった。一瞬で強力に磁化されたのだ。コンパスを持ち合わせた人がコンパスをみると、北ではなく隕石の方角を指していた。隕石の方角を見ると火事が起きている。
- 警察は赴くとそこには白い灰が三人の人型を成していた。その向こうにはコブラのような触手。慌てた警官が1人でパトカーで逃げようとする。あっという間に殺人光線でパトカーごと爆破されてしまった。
- 軍が包囲している中、強力な電磁力が下部から発せられマーシアンマシーンがゆっくりと浮き上がり動き出す。
- 軍関係者が緊張する中、牧師さんが、マシーンに神の祝福を授けに歩き出す。
- 彼らには神のご加護は通用しない。
- 火星にはイエスキリストはいないぞ！
- 「地球最后の日」ジョージ・パル作成の宇宙戦争の始まりだ。
- 原題：THE WAR OF THE WORLDS
- 邦題：宇宙戦争
- 監督：バイロン・ハスキン
- 繁字体：地球爭覇戰
- 1953米
- いまさらネタバレもヘッタクレもない位、有名な映画なのですが、スピルバーグ監督作品を見る前に旧作をチェックしようとしたら売り切れ。台湾に行った時、ＶＣＤを買ってきました。例によって繁字体字幕、英語発音で堪能しました。
- ごくごく小さい頃にＴＶで見て相当印象が強かったらしく、いろんなシーンを別の映画として覚えていました。土星の輪を見上げる構図とか、ブーメランみたいな爆撃機（かっけー）とか、干からびていくシーンとかです。
- アメリカ人の原子爆弾への無頓着さには呆れさせられます。原爆で日本を打ち負かした正義の爆弾とでも思っているのでしょう。兵器に正義も悪も無いんですけどね。
- ジュラシックパークの女の子とか、女性は、すぐパニックになって場をわきまえず叫び声を上げて事態を悪くさせたり、映画上のお決まりなのでしょうか。
- 牧師さんが十字架を掲げて挨拶に行って、宗教もヘッタクレも有るかと思い知らせるなんて、キリスト国のアメリカでは珍しいと思っていました。ちゃんとフォローされていますね。
- しかし、あの火星人、シルビアの肩に手をかけてどうする気だったのでしょう。お茶しないとかいう気だったのでしょうか。