- 未来元年破壊都市 RAVAGERS
- もう作物も、魚も取れない。新しい生命は息吹かない。陸にも海にも生物が途絶える惨事の後。残された人々は町に残る食べ物で細々と生き延びていた。
- 弱者は洞窟などに隠れ住み、または、集団になり部族を作った。強者は略奪者になった。
- 製鉄所に隠れ住むフォークとミリアム。
- ミリアムは海へ移住したいという。「魚が戻って生きているかもしれないわ」というのだ。
- 今日、缶詰を探しに町に出たフォークは帰りに銃撃にされる。部族の威嚇かと思われた。
- しかし、威嚇射撃をしたのは、略奪者だったのだ。全く人気の無い所、人の気配を手繰るのはたやすい。広大な製鉄所の構内から、二人のねぐらは探し出され、ミリアムは殺害された。
- フォークは旅立ちの前にミリアムを殺された恨みを晴らしに出る。雷雨の中、強奪者達が酒盛り。暗がりの中、見張りに立っていた一人を殺害。そのまま流浪の旅に出た。
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- 製鉄所の男が復讐しに来たに違いない。生物の気配が無い世界、追跡は容易だ。略奪者達は、フォークを追跡に出た。悪党にも、人生には目標が必要なんだ。
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- 人々は生き抜くため、部族を作り、よそ者を受け付けない。
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- ある日、ロケット等の残骸が有る施設にたどり着く。施設に入ると月面移動車とか、マーキュリーカプセルとかがある倉庫でクレーマー曹長と名乗る老兵と出会う。彼は独りで生き抜いていたのだ。軍の備蓄を物々交換して、近くの部族と交流があるという。
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- 次々と出会う部族。ミリアムが話していた緑の楽園「ジェニシス」は見つかるのだろうか。
- 原題：RAVAGERS
- 邦題：未来元年破壊都市
- 監督：リチャード・コンプトン
- 1979 米
- 設定時期は1991年の話だそうです。
- ちょっとだけ「マッドマックス」で勢力を取り戻したデストピア物の最後の方の映画だと思います。
- 絶滅物は、観た後、憂鬱になりますね。