- ２３００年未来への旅
- シティ年2274/01/05 火の儀式中、ローガン５が逃亡者を粛清する。
- （山羊座１５日）
- （映画『２３００年未来への旅』監督：マイケル・アンダーソン）
- 戦争、人口過剰、汚染が地球を覆い、生き残った人々はドームで細々と生存。
- そして、人々が外界を忘れてしまった２３世紀。
- 人類が生き残る為に作った恐るべきドームの掟。３０歳になると、皆、誰一人も例外なく火の儀式を受け、生まれ変わるのだ。
- 生まれると手のひらに年齢を外部表示する生命クロックが取り付けられる。生命クロックは年齢に応じて光る色が変化し、火の儀式の時刻を知らせる。
- 今日は山羊座１５日２２４４年生まれの新生の日。円形のスタジオから次々と飛び立ち、消滅する儀式に熱狂する観客。
- そんな中、サンドマンのローガン５に指令が届く。サンドマンは新生儀式を逃亡する不届き者達を粛清する警察のような役割を受け持つ。
- この世界にはデート回路という、転送装置で構成した出会い系サイトみたいなものがある。ここにアクセスすると転送装置みたいなもので、実物でお互いが顔見せで相手を選べるのだ。デート回路から出てきたのはなかなかの美人だ。しかし彼女は友達が火の儀式で新生してしまい、情緒不安定になり、乗ってみただけだと言う。エッチせずに帰ってしまった。
- 粛清の報告寺に、押収品の中から女性マークの形をしたペンダント「アンク」を見せられた。このアンクは逃亡者共通の持ち物だ。
- 逃亡者はドーム外の聖域（サンクチュアリ：SANCTUARY）に逃げ込み、生存していると考えられている。その数1056人。ローガンに「逃亡者の組織に進入して聖域を破壊せよ。」と指令が下された。しかも、命令を確実に実行できるようにレッドの６歳から生命クロックが点滅する３０歳にさせられてしまった。追う立場でありながら、同僚に見つかれば追われる立場になったのだ。
- ローガンはアンクに見覚えがあった。あの女性が身に付けていたのだ。
- 邦題：２３００年未来への旅
- 原題：LOGAN'S RUN
- 監督：マイケル・アンダーソン
- 原作：ウィリアム・Ｆ・ノーラン、ジョージ・クレイトン・ジョンソン
- 1976米
- ミニチュアのちゃちさはどこかで見たことがあるなあと思ったら、「惑星からの侵略」そっくりでした。同じＭＧＭの作品で、もしやと思ったのですが、１２年ほど離れているので流石に流用はないでしょう。って事は全く進歩がありません。(-_-;)
- 同時期に２０世紀フォックスでルーカス監督が「スターウォーズ」を撮影した事を考えるとＭＧＭは相当保守的な撮影をしていたのでしょう。
- 途中、ルーカス監督デビュー作「THX1138」を意識したのかなと思えるようなところも有りました。
- 03/01/05 23:50