- ガメラ対大悪獣ギロン
- 世界各地の電波望遠鏡が信号と思われる電波を受信、世間で話題になっている。
- 昭夫君の家に泊まっているトム君は、そんな話題に夢中になり、お勉強そっちのけで二人で望遠鏡をのぞく毎日だ。そんなある日、望遠鏡で宇宙船を見つける。川向こうに下りたらしい。
- 川岸に着陸したと確信した昭夫とトムは、翌日、妹のとも子ちゃんをお供に、宇宙船捜索に出発する。
- おまわりさんのコンちゃんに二人乗りを注意されたりしたが、川原にハッチが開いたＵＦＯを発見、昭夫とトムはとも子ちゃんを残してＵＦＯに入っていく。するするとハッチが閉まり、ＵＦＯはとも子ちゃんをおいて勝手に飛んでいってしまった。
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- あっという間に宇宙空間に飛び出したＵＦＯ。宇宙をパトロール中のガメラがＵＦＯを発見。ＵＦＯに子供が乗っているのを見たガメラはＵＦＯを止めようとするが、次第に速度が上がり、ついにガメラを振り切る。
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- ＵＦＯが着いたのは岩だらけの大地に先進的な建物が立ち並ぶ見知らぬ惑星。
- そこには銀色のギャオスがいた！そして、川が逆流し、干上がり、中から目つきの悪い包丁怪獣ギロンが現れ、ガメラが苦戦したギャオスを必殺、背面切りで、あっという間に３枚におろしてしまう。
- はははと笑うギロンは、ギャオスを切り刻み、お刺身のおつくりにしてしまった。でもギャオスの肉は、くさくて食べられないらしいよ。
- ギャオスを退治したギロンは川底に帰っていった。
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- 探検をはじめる昭夫とトム。テトラポッドのような電話ボックスに入るとあら不思議、向こう側の電話ボックスに移動してしまった。そして建物の中に入ると動く廊下があり、終点の部屋でテープを早送りしたような声を出す、銀色のコスチュームに身をつつんだ、お姉さん達が現れた。
- お姉さん達は、なにもの？
- 監督：湯浅憲明
- 邦題：ガメラ対大悪獣ギロン
- １９６９年大映（昭和４４年）
- 「テープを早や送り」っていう表現は、今後、つかえないのかも。
- 坊主頭にそられて、脳みそを食べるみたいなシーンが子供心にちょー恐かった映画です。
- 子供の頃、こういう映画に夢中になれたからこそ、ＳＦが好きになったのではないかと思います。
- 子供向け新作ガメラが楽しい映画だといいですね。