- Ｖ −来訪者−
- 突如として巨大円盤が世界中に現れた。
- 円盤の出現に「人類の最後だわ」と失意のロビン・マックスウェルちゃん。まだ恋もちゅーもまだなのに。
- ご近所の、学校にも行かず、こらえ性が無く職を変わってばかりのダニエルはロビンちゃんが好きみたいだよ。
- 円盤から連絡があり、国連本部屋上でファーストコンタクト。国連本部の屋上に着陸する白い宇宙船から下りてきた宇宙人は、指が五本、顔は、サングラスをかけている。地球の光量は彼らにはまぶしいらしい。
- ロスに現れた円盤はジョン提督に率いられた艦隊。科学部門担当ダイアナ副指令。
- 彼らはシリウス星の第四惑星から来た宇宙人で、母星の環境上の問題を解決する化学薬品の製造を求めに来た。見返りは科学技術。（よくある話だ）
- 円盤の内部を閲覧を許された、ＴＶカメラマンのマイク・ドノバン、ＴＶニュースキャスターのクリスティーン他５人。クリスティーンはビジターの広報担当として抜擢された。
- ドノバンのお母さんは、貪欲に社会的地位を求め、再婚相手の勤める工場をビジターに使用させる様に仕向ける。
- 工場で作業も始まる。受け入れのパレードに楽隊として参加したロビンは、ビジターの1人に一目ぼれをしてしまう。そのビジターの名はブライアン。
- 飛行艇から出てくるビジター。出てくる出てくる。すごい人数だ。
- 工場に赴任してきた、ちっと足りない感じのするビジターのウィリアム。彼はアラビア語を勉強したのにロスに赴任してしまい、言葉が不自由だ。
- ビジターは人類との親睦を含める為に、親睦団体「フレンズ」を設立した。例のブライアンが隊長だ。１２歳から２０歳の人類と知識の交流を行う団体。行き場の無いダニエルは、これに参加。ダニエル、ロビンとブライアンの三角関係が始まる。
- そして、科学者達が企てた「円盤乗取り」が暴露される。これにショックを受けたビジターは科学セミナーを中止。各地で科学者、特に人類学者の迫害が始まる。お父さんが人類科学者のロビンちゃん一家は逃亡を図るが、検問が厳しく街を離れられない。
- 行き場を失ったロビンちゃん一家を、ダニエルのおじいさんは物置になっている離れの一室にかくまう。一家にはフレンズに属したダニエルがいるにも拘らずだ。
- おじいさんが危険を顧みず、かくまう訳があった。彼は、家族ごとアウシュビッツに収容された経験を持つユダヤ人の生き残りなのだ。
- 邦題：Ｖ −来訪者−
- 邦題：Ｖ −抵抗−
- 原題：THE ORIGINAL MINISERIES
- 監督：ケネス・ジョンソン
- 1983米
- 原題：THE FINAL BATTLE
- 邦題：Ｖ −潜入−
- 邦題：Ｖ −脱出−
- 邦題：Ｖ −決戦−
- 監督：リチャード・Ｔ・テフロン
- 1984米
- 全米で大ヒットした（んですって）ＳＦ−ＴＶドラマです。日本公開当初はテレビ放映をしない事になっていて、レンタルビデオでしか見られませんでした。お金は無いし、ずっとレンタル中だし、全部を観終わるのが大変でした。 ＩＤ４の冒頭がそっくりですが、力による制圧ではなく、ソフトに来ます。メイキングとか監督の音声解説に頼るまでも無くナチスがモチーフになっている事は言うまでも有りません。
- ノベライズで、ドノバンが母船に潜入した時、持っていたのはＳＯＮＹの小型ハンディカムだった気がするのですが、憶え違いでしょうか。
- 洗脳シーンでちょっとダレますね。
- 評判があんまりよいわけではないのですが、ビジターが反撃してくる続編は、でませんかねえ。