Sci-Fi-Dictionary【て】

【低温切開手術】『手術法』(ていおうんせっかいしゅじゅつ)
 バルカン星人、サレク大使の心臓病を治すために使用された手術法。
 切開を伴うため、大量の血液を必要とする。
【出典】宇宙大作戦 第39話『惑星オリオンの侵略』
【低温牢】『施設』(ていおうんろう)
 敷地面積半畳程の生物を凍らせておくサイロンの牢屋。
 低温で凍らせておくと、後で解剖するときに便利である。
【出典】宇宙空母ギャラクティカ 第9話『氷の惑星 アルクタの要塞 PART2』
【ティニア様】『人名』
 十二惑星評議会の一員。
 戒厳令を解いた軍艦、ギャラクティカの司令官、アダマに、評議会の命令を徹底させるために補佐役としてついた評議会議員。
 老齢の評議会議員の中では、比較的若い女性。
【出典】宇宙空母ギャラクティカ 第21話『バルターの再反乱!奪われたシャトルを救え』
【ティリアン】『人名』
 ウルランド国の戦士。
 魔法使いウルリクに神秘の人として知られる。
 ウルリクの挑発で短剣をウルリクに刺し、殺害した。
 悪役であるが、カシオドラス王に忠実なのではなく、国に忠実なナイスガイである。
【出典】映画:ドラゴンスレイヤー 監督:マシュー・ロビンス
【鐵巨人計画】『計画』(てつきょじんけいかく)
 太平洋戦争末期、敗戦の色濃い戦局の打開を図った計画。
 陸軍の計画で、巨大な人型ロボットを戦地に送り込む。
 鐵巨人の開発には金田正五郎博士らがかかわる。
 しかし、時すでに遅く、終戦で計画は闇に葬られた。
【出典】鉄人28号 監督:冨樫 森
【鉄人28号】『兵器』(てつじん28ごう)
 1945年、太平洋戦争末期、敗戦濃厚な日本の救世主として世界に類を見ない、画期的な、陸軍「鐵巨人計画」によって戦局の打開を図った。しかし、終戦を迎え、計画は闇に葬られた。
 この計画に関わった金田正五郎博士らが造ったロボットを元に、息子の正一郎博士が平和目的に作り直して完成した巨大ロボット。
 自立機能を持つが、行動はリモコンで指令を受ける。
 金田正一郎博士の死後、開発を停止、工場も封鎖していたが、テロリスト、ゼロが巨大ロボット、ブラックオックスを使った東京破壊活動により、正一郎博士の後見人、綾部が、金田正太郎を操縦士として起動させた。
【出典】鉄人28号 監督:冨樫 森
【哲学書】『図書分類』(てつがくしょ)
 「正しいのは自分だけ、他はみんな愚か者」と書いてある書物。
 例えば、アリストテレスの倫理学。これを読むと自分が誰よりも優れていると考えるようになる。
 ある時代では「運命は定められている」ある時代では「選択の自由がある」と記されファッションと一緒で流行廃りがある。
【出典】映画:華氏451 監督:フランソワ・トリュフォー
【鉄の防衛ライン】『地域』(てつのぼうえいらいん)
 キリル文字を使うジェット242を持つ国が誇る、防衛線の事。
 おそらく、「鉄のカーテン」の事を指す。
 西側諸国で構成される北大西洋条約機構とソビエト連邦を中心に共産主義国で構成されたワルシャワ条約機構国の間に敷かれた防空ラインをいい、双方、このラインを超えられる事はない。
 米ソ冷戦下に作られたスパイ映画を楽しむためには、必須の単語だ。
【出典】ジョー90 第1話『小さな特別諜報員誕生』
【鉄砲】『武器』(てっぽう)
 応仁の乱直後の日本ではまだ使われていない武器。
 野武士どもを瞬く間に木っ端微塵にできる。
 野武士から主権を奪還すべく、白鳥党が標準装備として同士に支給した武器。
【出典】笛吹童子:満月城の凱歌 監督:萩原遼
【テトラハイドロサイクリン】『物質』
 高揮発性の化合物。
 サイロンスクリーニングに必要な物質だが、入手が困難。
【出典】バトルスターギャラクティカ『ウォーター』
【テフロン弾:AP弾】
 ビジターの強力な防弾チョッキをも貫通する機関銃用の弾。
 テフロン加工はこびりつかないフライパンの表面加工として一般に知られている。この加工は銃弾の貫通力を増す加工技術としても、オイルに添加し、銃弾が銃身から飛び出すまでの摩擦を減らす目的で使用される事もある。
 特に採用したのは監督がリチャード・T・テフロンだからではないかと推測する。
 ゲームの「バイオハザード」のアイテムに「テフロンコート弾」があるらしい。
【出典】TV映画『V』 監督:ケネス・ジョンソン:リチャード・T・テフロン
【テラ】『惑星』
 太陽をはさんで地球の正反対の位置を保持して運行する惑星。太陽の反対に位置するため、地球から観測ができない。
 巨大な電子頭脳を使って自然現象をコントロールできる地球の何倍も進んだ文明が発達したが、ちょっとした電子頭脳の狂いが天変地異を招き、恐ろしい怪獣を量産、テラ星人は宇宙基地に残る二人になってしまった。フローベラ、バーベラ参照。
 あと、数時間で氷河期になる。
 こりん星と軌道が同じ筈である。
【出典】映画:ガメラ対大悪獣ギロン 監督:湯浅憲明
【テラ】『惑星』
 ゲモン語で地球を意味する。
 12惑星とは異なるテクノロジーの人類が住む。
 大気はカプリカの五分の一。
 この惑星は政治的にややこしく、東西に分かれて戦争をしている。
 ルナ7、ルナ9等の植民地を持つ。
 植民地の気圧をテラの五分の一に設定し、植民地に生まれ育った人間が、テラに適応できないようにしている。
 星間航行の技術レベルは、民間は人工冬眠を使用したシャトルが飛ばせる程度である。
 英語は通じるがセントン等の単位は通じない。
【出典】宇宙空母ギャラクティカ 第19話『超時空バトル!遠来の兄弟たち Part1』
【テラ】『惑星』
 殖民地ルナから逃亡したマイケルの供述によるテラの政治的情勢は以下のとおり。
 多くの国家があったが、それが二つに分かれた。
 東と西の陣営だ。
 食料や資源や兵力をめぐって両者の間に衝突が起きた。
 戦いは続いている。
 われわれが農地として開拓した衛星を東は意図的に破壊している。
 (宇宙難民の)安住の地とは程遠い。
 ここでいう、東とは東部同盟を指し、軍国主義的な印象がある。
【出典】宇宙空母ギャラクティカ 第20話『超時空バトル!遠来の兄弟たち Part2』
【テリダックス】『星人』
 顔色の悪いクリンゴン人の風貌をした戦闘民族。
 2036年には、宇宙評議会の監視下、地球を支配。
 インターネット他各種メディアは全て監視下にあり、反政府的な検索は即座に摘発する厳しい監視を行い、人類を監視している。
【出典】映画:バトルフィールド 監督:イアン・バリー
【テルミット手榴弾:Thermite grenades】『兵器』
 焼夷型手榴弾。
 甲板なら簡単に穴を開ける位、強力だ。
【出典】映画:ヴァイラス 監督:ジョン・ブルーノ
【テレタイプ】『通信』
 怪獣Gメンに情報を送る機器。
 全国から情報が送られてくる。
 実際に、略称TTY。有線の場合を指し、電波を使う場合をRTTYという。
【出典】宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン 第36話『死斗!! Gメン対怪獣ペガロン』監督:石黒光一
【テレライト人】『星人』
 豚の風貌をした星人。
 防衛能力の無い惑星コリードの鉱物資源を盗掘していると見られる。
 惑星バベルでの会議にガブ大使を派遣する。
【出典】宇宙大作戦 第39話『惑星オリオンの侵略』
【テレパシー交信】『超能力』
 思う相手の頭と直接通信する超能力。
 激しくエネルギーを消費し、小さい体の子供が行うと生命の危機に陥る。
 あなたがこの能力を得ても、安易に使用してはならない。
【出典】スペクトルマン 第60話『怪獣ドクロン 死の踊り』監督:樋口弘美
【テレポーテーション】『超能力』
 瞬間的に自分をほかの場所に移動する技。転送装置と同様の作用を自分の念力によって実現する。
 この技を使うと自分の寿命を著しく縮める事になる。
【出典】ウルトラマン 第16話『科特隊宇宙へ』 監督:飯島敏宏
【テレポーテーション】『超能力』
 クルマニクラスのもつ変幻自在の移動能力の事。
【出典】宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン 第24話『危うし!!クルマニクラス』監督:石黒光一
【テレポートレイ】『技術』
 スペクトルマンのマスクをゴリのUFOから取り返した技術。
 膨大なエネルギーを消耗する。
【出典】宇宙猿人ゴリ 第2話『公害怪獣ヘドロンを倒せ!』監督:土屋啓之助
【テペト星人】『星人』
 頭に皿は無いが河童そっくりの宇宙人。
 背泳ぎが得意な感じだ。
【出典】ウルトラセブン第41話『水中からの挑戦』 監督:満田かずほ
【天使/エンジェルス】『生命体』(てんし)
 宇宙の管理者といえる存在で、究極に進化した者たち。
 昔、コボルの王が来訪を受けた。
 宇宙のあちこちを巡り、同胞による力の乱用を防いでいる。
 選択の自由を重んじ、たとえ悪であろうともこれには干渉しない。
【出典】宇宙空母ギャラクティカ 第16話『クリスタル・スター!神々の戦い Part2』
【転送装置】『装備』(てんそうそうち)
 エネルギー物質転換装置。
 体の分子構造を分解し、エネルギーに転換し、ビームで船内に送り、またそれを元通り再構成する。
【出典】宇宙大作戦 第75話『未確認惑星の岩石人間』
【天文学】『学問』(てんもんがく)
 江戸時代の天文学者、西川如見によれば、「星の軌道を算出したり暦をいじるためだけの学問ではなく、すなわち、生きとし生ける物、全てに捧げる真理を探究する学問。」
【出典】暴れん坊将軍IX 第十九話 『江戸壊滅の危機!すい星激突の恐怖』監督:原田雄一
【テングドン】『怪獣』
 太陽マスクが五郎君、バク、ケムシ達のイメージを実現化した電磁波怪獣。
 うちわを持ち、強風を起こす。
 ひと仰ぎでスペクトルマンも吹っ飛ぶ。
【出典】スペクトルマン 第42話『宇宙から来た太陽マスク』監督:土屋啓之助
【テンペスト将軍:TEMPEST】『人名』
 世界陸軍の将軍。
 ロンドンに司令部に駐在。
 世界情報局WINを吸収しようともくろみ、ウエストン局長を挑発する。
 モンテカルロ師団のカーター司令官が退官の予定であるので、代わりにクルーニー少佐を司令官に任命しようかと考えている。
【出典】ジョー90 第12話『決死のスピードレース』
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