- 怪獣大戦争
- 怪獣映画は楽しいぞ！（＾＾）Ｖ
- １９６Ｘ年、突如として見つかった木星の１３番目の惑星。宇宙を騒がしている謎の電波の発信元らしいのだ。
- 地球連合宇宙局は最新鋭ロケットＰ１号を派遣した。
- 富士隊員とグレン隊員は、秒速１０００Ｋｍで飛行するＰ１号を操る。電波の謎を突き止めるのだ。
- 地球連合宇宙局に勤める富士春奈女史は、Ｐ１号パイロットの富士の妹。お兄ちゃんは、定職につかないで、くだらない発明をしている鳥居哲夫君との交際に断固反対だ。
- 安アパートで研究を続ける鳥居君に転機が訪れる。発明品のひとつの製品化権を買いたいという申し込みが来た。現在では当たり前の、紐を引くとすざまじい音を出す携帯防犯ベル「レディーガード」に世界教育社が目を付けたのだ。契約金額は５０００万円。
- さて、Ｘ星に軟着陸するＰ−１号。
- この一歩は人類にとって大きな一歩だろうか。
- 着陸直後、国旗を立てようと丘に登る富士。そこで目にしたのは、人型生物の足跡。直後、グレンとの連絡がつかないどころか、Ｐ１号まで消えてなくなっていた。
- Ｘ星の地中で、頭にアンテナを立てた黒いヘルメット、灰色を基に、ハイカラー黒のチョッキをユニフォームに、全員が細く黒いサングラスといったいでたちの人々に出迎えられた。
- 彼らは統制官に率いられたＸ星人。妙な手振りを交えてしゃべる統制官の言う事には、地表は怪物０、地球で言うキングギドラに占拠され、地中にやむなく退避しているらしい。
- 地球においてゴジラ、ラドンがキングギドラを撃退した事を知っていたのだ。
- 統制官は、明神湖と春奈山に眠っている怪獣をレンタルし、怪物０を退治したいらしい。
- 見返りはガン特効薬のレシピ。
- この話を持ち帰るＰ１号。
- この取引は、満場一致で決まった。
- 鳥居君は遅々として進まないレディーガードの製品化について世界教育社に出向くが、常に門前払い。社長は設計図を燃やしてしまった。何か怪しーぞ。
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- 女たらしのグレンは、世界教育社の波川女史と良い仲だ。彼女と明神湖のバンガローで泊まった時、統制官が居た気がしたという。これを確かめる為、富士隊員とバンガローに向かった時、明神湖からＵＦＯが３機浮上してきた。地球のＯＫを待たず来訪したのは、怪物がまもなく目覚めるからだという。冬眠するゴジラ、ラドンを次々と捕獲するＵＦＯ。キングギドラを退治する所を御覧頂く為、グレン、富士、桜井教授をＸ星に国賓として招待すると申し出た。
- 桜井教授一向を乗せたＵＦＯと、ゴジラ、ラドンを光線で牽引したＵＦＯの編隊は、光速の十分の一でＸ星に向かった。
- 監督：本多猪四郎
- 原題：怪獣大戦争
- 製作：東宝 1965
- 日本を代表するＳＦ超大作映画と定義したいくらいのＳＦ映画です。
- 最近の映画は妙にこってしまって、この映画のように、大人は笑っておきらくに、子供は手に汗を握って見られる楽しいストーリーがつくれなくなっていますね。子供の時、Ｘ星人のバンガローが爆発した時、やったーなんて本気で喜んでいた覚えがあります。
- 婦人団体代表として塩沢ときさんが出演しています。
- 気圧が十分の一しかないＸ星で、ラドンは飛べるのかなーとか、富士隊員は宇宙服のへルメットつけていたのにゴジラはつけなくても息が苦しくないのかなーとか、くだらない事を考えちゃいけません。
- ヘルメットをかぶったら放射火炎を吐けないでしょ。
- 我々は、未来に脱出する。まだ見ぬ未来に向かって・・！