- サイボーグ・ハンター
- 果たして、人類は滅亡を免れることができるか？
- ユラクが戦争を始め、これに加勢した欧州、亜細亜、阿弗利加連合。連合がアメリカに勝利を収めて２０年。
- 地球は汚染され、15年前から子供が生まれなくなった。
- ユラクは、ハンターを使い、汚染民を捕獲、遺伝子実験に使った。
- 人類の存続を図るために。
- 所変わってネバダ砂漠。今、改造自動車１対１のサバイバルゲームが催されていた。２７連勝中のバーシバルにニューオリンズのキラーパンサーが挑戦を挑んだ。ベン・ハーの戦車真っ青のとげとげにキャノン砲を装備した自動車同士の殺し合いだ。ニューオリンズの挑戦者は地形をうまく使いバーシパルの車を横転させ、崖に突き落とした。２７連勝の猛者もこれまでと観客が現場に駆けつけるとパーシバルは危機一髪、車を抜け出していて、素手で決闘に出た！
- ・・・決闘後、賞品のバイセクシャルのおねえさんを解放、気ままな旅の途中、政府に拉致される。パーシバルはアラスカに逃避している全アメリカ同盟の大統領に引き合わされた。パーシバルと大統領は旧知の間柄らしい。ニューヨークからきた遺伝学ロボットによるとニューヨーク、マンハッタン島の地下に汚染されていない女性が一人いるらしい。彼女の卵巣には、５００個ほどの未汚染の卵子があるはずだ。アメリカ同盟は、この女性の卵子を元手に人類が生存可能な惑星、ケンタウルス座アルファ星で人類の再起を図ろうというのだ。大統領命令は、アルファ星行きのロケットに乗せる事を条件に、その女性を探し出してアラスカに連れて来るのだ。
- 助っ人のブロンクス、ラチェットと共にパーシバルはユラクが仕切るマンハッタン島を目指す。
- 原題：2019 AFTER THE FALL OF NEW YORK
- 邦題：サイボーグハンター ニューヨーク2019
- 監督：マーチン・ドルマン
- 1984伊
- サイボーグを憎む理由がわかる描写があると、もう、最上級の拾い物としても良かったかなと思います。
- さて、この監督（マーチン・ドルマンまたはドールマン）は脚本に有名映画を模写したデコレーションを付けてしまう、決して一流にはなりえないＢ級テイスト溢るる映画を撮っています。露骨に低予算、だからといって、まるっきり投げた作品を撮る訳ではなく、どこか楽しんでいるようです。さあ、努力して楽しいところを見つけよう！
- しかし、伏線になりそうないろんな設定を惜しげもなく捨てるあたりは監督の狙いなのだろうか。
- 03/08/19 10:32