Sci-Fi-Dictionary【ご】

【ゴキノザウルス】『怪獣』
　東京の住人がもっとも嫌悪する害毒として、東京都庁のコンピューター「オフクロサン」から得られた回答である「ゴキブリ」をベースに創ったモンスター。
【出典】宇宙猿人ゴリ 第7話『黒の恐怖』 監督：土屋啓之助
【ゴキノザウルス】『怪獣』
　ゴリ博士の創ったモンスターの全貌をネヴィラ７１の分析が全貌を明らかにした。
　『ゴキブリを母体に、ゴリの手で三次元拡大、再合成した怪獣である。生命力すこぶる強靱、全身、装甲にヨロわれたるごとし』
　キチン質に覆われているので、ネヴィラ７１の分析は正しい。
【出典】宇宙猿人ゴリ 第8話『決斗!!ゴキノザウルス』 監督：土屋啓之助
【ゴキブリ】『生物』
　東京都庁のコンピュータ「オフクロサン」に、東京の住人がもっとも嫌悪する害毒は何かと入力して得た回答。
【出典】宇宙猿人ゴリ 第7話『黒の恐怖』 監督：土屋啓之助
【極超短波】『技術用語』（ぎょくちょうたんぱ）
　キュラソ連邦警察が地球に逃走した囚人を手配するために使用した電波。
　一般には周波数3GHzを超える電波をいう。
　光の速度を電波の振動する回数で割った、長さで表現した電波の表現方法を使用し、長短の表現を使用する。長さを波長といい、アンテナの設計に便利である。
　便宜上、波長100[m]から10[m]を短波、1[m]までを超短波、1[cm]を極超短波という。
【出典】ウルトラセブン　第7話『宇宙囚人303』監督：鈴木俊継
【ゴジラ】『怪獣』
　大戸島のじいさまが説明するには「ゴジラとは、恐ろしく大きな怪物でしてね、海の魚を食い尽くすと、陸に上がってきて人間を食べに来る。昔は長く時化が続くと若い娘ッ子を沖に流したもんだ」
　山根恭平博士によると、約二百万年前のジュラ紀に生息した生物、海底爬虫類から陸上獣類に進化する過程の中間型。
　水爆の残留物質、多量のストロンチュウム９０を検出したことから度重なる水爆実験で安住の地を追い出されたとした。
　山根博士は水爆を持ってしても死なないのであるから、殺すのは不可能とした。
【出典】映画：ゴジラ　監督：本多猪四郎
【ゴジラ：GOZZIRA】『怪獣』
　1954年、大戸島に現れた巨大生物は、山根博士により、ゴジラザウルスと鑑定。大戸島の伝説に従い、ゴジラと命名された。東京を廃墟にしたこのゴジラは芹沢博士のオキシジェンデストロイヤーによって東京湾の藻屑と消えた。
　1955年、岩手島でアンキロサウルス（アンギラス）と目撃されたゴジラは、アンギラスを大阪で倒し、北海に移動して、兜島で人類の英知で退治される。
　1962年、北海の流氷から復活したゴジラはファラ島出身のキングコングと対決。
　1964年、三重県の海岸から姿を現したゴジラは、インファント島の守護神、モスラに退治される。
　同年、金星文明を壊滅させた宇宙怪獣「キングギドラ」の飛来に地球の危機を感じたモスラ幼虫に説得され、ラドンと連携して宇宙怪獣を撃退する。
　1965年、キングギドラ退治のためＸ星にレンタルされ、そのまま抑留される予定だったが、Ｘ星人に電磁波でコントロールされ、地球侵略の手先となる。
　1966年レッチ島、1967年息子のミニラを連れてゾルゲル島に現る。以降、小笠原海域の怪獣島に隔離される。宇宙からの侵略があると縄張りを守るために現れるようになるのだ。
参考文献：ゴジラ９９の謎　二見文庫：映画：ゴジラ、ゴジラの逆襲、他
【ゴース星人】『星人』
　地球を乗っ取ろうとした宇宙人。
　密かに地球に地下基地を作り、世界中の大都市を地底ミサイルで脅し、30億全人類に火星地下都市への移住を提案した。
　とても早口で喋る宇宙人として知られ、彼らの喋った音声を録音したアナログテープを遅く再生すると人類でも認識できるらしい。
　ちゃきちゃきの江戸っ子だという噂だ。
【出典】ウルトラセブン　第48,49話『地球最大の侵略』監督：満田かずほ
【ゴッドファーザー】『習慣』
　名付け親のこと。
　人間の伝統で生涯、家族にとって特別な友達という意味だ。
　名付けた子供は、ゴッドサンという。
【出典】新・宇宙空母ギャラクティカ 第10話『スターバックの旅　〜ジー博士の夢〜（最終回）』
【ゴート】『ロボット』
　クラトゥと現れた、モノアイのロボット。
　モノアイのシャッターが上がると、強力な光線で拳銃はおろか、戦車までもとろけてしまう。
　また、とても頑丈で地球の工作機械では傷ひとつ着かず、拘束のためＫＬ−９３で固めても出てきてしまった。
　彼に伝える言葉は「クラトウ　バラダ　ニクト」だ。
【出典】映画：地球の静止する日　監督：ロバート・ワイズ
【ゴールデンサファリ】『ナイトクラブ』
　いつも人の度肝を抜く興行師、マックス・オハラがプロデュースしたナイトクラブ。
　出物の、アフリカの野生動物を捕獲する旅行を、宣伝活動を兼ねてアフリカ旅行記として新聞に連載した。ジョー・ヤングという切り札を最後まで秘密にして話題を更に盛り上げ、17週にわたって大成功した。
【出典】映画：猿人ジョー・ヤング　監督：アーネスト・Ｂ・シュードサック
【ゴールデンレコード：Golden Record】
　ボイジャー1,2号に詰まれた地球外生命体に宛てた地球の紹介をするレコード。
　カールセーガン博士の発案。
　地球の五十五言語、ザトウクジラの音声が収録されている。
【出典】映画：スターマン　監督：ジョン・カーペンター
【ゴーレム：Golem】『人造人間』
　ラビ・レーフがハビの魔術を使い、呪文を得て、勇者アスタロス神の命を吹き込まれた人造人間。
　言葉はしゃべれないが怪力の持ち主。
　胸の星マークに秘密がある。
　キリスト教において「アスタロス」は七つの大罪の一つ、怠惰を司る悪魔としても知られ、神懸かりに救いを求めたラビを表すと読むのは深読みだろうか。
【出典】映画：巨人ゴーレム　監督：パウル・ヴェゲナー
【ゴーロン星人】『星人』　M78星雲星人が認知している宇宙人。
　外見は黄金の毛で覆われたサル。
　地球では、小型のサル、ゴールデンライオンタマリンに扮し、脳波交換装置を使用し、地球人をサル人間に改造し始めていた。
【出典】ウルトラセブン　第44話『恐怖の超猿人』監督：鈴木俊継
【ゴモラ：ゴモラザウルス】『古代怪獣』
　一億五千万年前に実在した怪獣。伝説として伝わる。
　万国博の古代館に出品する化石を発掘を目的にした、阪神大学の中谷教授が率いる第二次日本学術調査隊が、ジョンスン島で生きている個体を発見した。（昭和41年12月毎日新聞報道）
　地底を自在に移動するため、どこにいるか判らない。タンスの下にいるかもしれない。
　身長40ｍ　体重二万トン、二千メートルの高さから落下してもヘッチャラ、強力な尻尾でウルトラマンをノシてしまった強力怪獣だ！
【出典】ウルトラマン　第26,27話『怪獣殿下　前後編』　監督：円谷　一
【ゴモレイ】『惑星』
　サイロンの基地がある惑星。
　かつては人口五千万人のデルフィン帝国が有った。
　サイロンから見て南にあり、前哨基地として使用していたが、サイロン総統はここを南方基地とし、前哨基地を更に遠いクリリアン星系にする決定を下した。
【出典】宇宙空母ギャラクティカ　第12話『対決！空母ペガサス 決死の大作戦 Part1』
【ゴラス】『黒色わい星』
　1979年9月30日、パロマ天文台が存在を発表した天体。
　パロマ天文台発表によると、質量は地球の6000倍、はやぶさ号の観測結果から1982/02中旬に地球と衝突する軌道を取る。
【出典】妖星ゴラス　監督：本多猪四郎
【ゴリ】『個体名』
　ゴーロン星人によって改造された脳波がサルの人間。
　モンキーランドでゴリラの脳波と交換された作業員の成れの果てと思われる。
　普段は人間であるが、怪力を発し、また、体がサルの様に、毛むくじゃらに変る。
【出典】ウルトラセブン　第44話『恐怖の超猿人』監督：鈴木俊継
【ゴリ】『人名』『博士』
　ガイシテス太陽系、第五惑星（惑星Ｅ）人。
　博士は自分の目に映った物しか信用しない。
　彼が地球に飛来した経緯は以下の通り。
　『生まれ故郷の惑星Ｅで、IQ300の能力を買われ、超電子科学開発に専念していた。
　突然変異的な生まれながらの独裁者としての側面をむき出しにし、軍の一部と謀って、強力、残忍な兵器を作り、Ｅ惑星を独占しようと企むがＥ惑星の防犯組織に指摘されてしまう。
　陰謀が露見したゴリに皇帝は精神改造刑を言い渡す。
　しかし、ゴリの腹心である軍人のラーは密かに彼を救い、円盤に乗せ、ガイシテス太陽系を脱走した。
　放浪の末、激しい磁気嵐に会い、辿り着いた太陽系第三惑星を観たゴリは、驚喜した。「宇宙の宝石ではないか、こんな美しい星があろうか、まるで宇宙の宝石ではないか」
　しかもその星にはゴリの研究による怪物の培養基がふんだんにあった。
　曰く、スモッグ、曰く、カドミュウム、曰く、ヘドロ。』
　しかも、『人間は、この美しい星、地球を自らの欲望のために泥のように汚している』事実から、自分の物にしてしまおうと決心する。
　地球を大切にしないと、盗られちゃいますよ。
【出典】宇宙猿人ゴリ 第1話『ゴリ・地球を狙う!』 監督：土屋啓之助
【ゴリ博士のひみつ基地】『基地』（ごりはかせのひみつきち）
　洞窟の奥にあり、入り口はサルの面が目印だ。
　ゴリの宇宙円盤は、原子燃料を使用するのか重水を元にして飛行するのかは判らないが、基地の燃料工場で重水が使われていることは間違いがない。
　また、基地は、富士山が一望できる一等地に、外からは見えない地点に造られ、自然の洞窟を入り口にしている。
【出典】宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン 第37話『ゴリの円盤基地大爆破大作戦!!』監督：石黒光一
【ゴリキス1:GORKIS 1】『船名』
　国際陰謀団デモン帝国の原子力潜水艦。
　女スパイ、サラヤをアンドロメダ島から脱出させた船。
　水中ミサイルを装備している。
　名称はアンドロメダ島宇宙研究所の水中テレビから博士が読み取った。
【出典】宇宙Gメン 第二話『盗まれた宇宙艇』
【轟天号】『戦闘兵器』（ごうてんごう）
　地中、空、海を自由にする通称「海底軍艦」。
　太平洋戦争終結直前にイ４０３号と共に消息を絶った神宮寺大佐が独自に日本帝国の戦況逆転を願い建設した。
　戦後20年で完成した。
【出典】映画：『海底軍艦』監督：本多猪四郎
【ゴルダ】『怪獣』
　グレートサタンの操るネズミのような怪獣。
　体に猛毒が流れている。
　噛まれたら大変だ。
【出典】スペクトルマン 第58話『まぼろしの怪獣ゴルダ』監督：土屋啓之助
【ゴルドン】『黄金怪獣』
　大田山から現れた黄金の皮膚を持つ凶暴な四足の怪獣。
　避難民が逃げる先に地底から現れる事から、地底の方が、早く動けると推測された。
【出典】ウルトラマン　第29話『地底への挑戦』　監督：野長瀬三摩地
【ゴーン】『星人』
　ヒューマノイド、爬虫類系の血が冷たい動物の一種である生命体。
　フェイザーより強力な武器を使用し、ダクネ３号星の観測基地を破壊した。
　指は５本あるようであるが、３本のような使い方をしている。
　動きは人類よりはゆっくりであるが怪力を持ち、打撃に対し耐性が強く、崖から落とした岩に当たってもへっちゃら。
【出典】宇宙大作戦　第12話『怪獣ゴーンとの対決』
【ゴンジー・トロイメライ】『異星人』
　2963光年離れたクリプトン星生まれのスーパーマン。
　有名な「スーパーマン」の、いとこにあたるらしい。
　里帰りの途中で日本に落下する。
【出典】映画:だいじょうぶマイ・フレンド　監督：村上龍
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